・お金を貯めたいけど、どうしても貯められない・・・
・投資は怖い・・・損したらどうしたら良いの。
・仕事に育児に資産形成なんて考える時間がない・・・
30代は、仕事に結婚・出産・育児と何かと忙しく物入りですよね。「お金を貯められない、投資したいけど暴落が怖いし」一歩踏み出したいけど貯蓄も資産形成も後回しにしてしまうケースは多いです。
35歳2児のパパでもあり、たくさんの失敗を繰り返しながら資産3,000万を形成した「たつきち」です。FP2級資格保有・金融機関10年以上勤めてきた経験をもとに資産形成の重要性をお伝えします。
そこでこの記事は、30代の忙しい社会人・主婦の皆さんが、資産形成を目指す大事な心構えについてお伝えします!お金の勉強をすると必ず出会う名著を紹介しながら資産形成をすべき理由を確認していきます。
この記事を読めば、「投資をすべき理由・資産形成をする方向性の軸を持つこと」が出来ます。
私自身も実践してきた、お金持ちが投資をしている理由・お金に愛される人が実践している考え方を学ぶことが出来ます。まだ貯蓄に一歩も踏み出せていない・投資して大丈夫なのか分からない方は、ぜひ最後まで読んでください!
r>gって何?
r>gって、いきなり何のこと?
難しい数式なんて、耳に入ってこないんだよって思われる方が多いです。
実は、このr>gって、資産形成をするのに大事な考え方なんです!
r>gを提唱したのは、「トマ・ピケティ」さん。
有名なフランスの経済学者です。
r>gは、著書「21世紀の資本」で触れている考え方なんです。
r>gとは、
・rは、資本収益率
・gは、経済成長率
のことを指しています。
著書では、過去200年以上のデータを分析することで、r>gという法則を導き出しました。
r>gは、資本収益率は経済成長率を上回っていることを指しています。
分かり辛いので、資本収益率=株式などの資産から得られる収益
経済成長率=世界の経済成長ですが、ここは自分事化するためにも、皆さんの給与アップ率と考えてください。
つまり、r>gは、給与アップは、株式などの資産収益の伸び率に敵わないということになります。
実際に資本収益率は4〜5%平均で成長してきているのに対し、経済成長率は、1〜2%程度にとどまっているのです。
未来のことは分かりませんが、個人的な部分で考えると分かりやすいのではないでしょうか?
次にr>gの法則を導き出した「トマ・ピケティ」さんについて知っていきましょう!
トマ・ピケティってどんな人
ここで、トマ・ピケティさんについて、ご紹介しますね。
トマ・ピケティ(Thomas Piketty、1971年5月7日生まれ- )は、フランスの経済学者。
経済学博士。パリ経済学院 設立の中心人物、教授。社会科学高等研究院の研究部門代表者。
パリの国立高等師範学校出身。経済的不平等の専門家であり、特に歴史比較の観点からの研究を行っている。膨大な統計データを利用して格差と再分配の問題を考察した2013年の著書『21世紀の資本』で一躍時代の寵児となった。
「富の再分配の理論についての考察 」と題されたこの論文は、フランス経済学会による1993年の最優秀論文賞を与えられた。
とりあえず、フランスの超優秀な経済学者様って感じで捉えていただければ大丈夫です。
21世紀の資本で、r>gは世界中の人に衝撃を与えることとなりました。
まさか、国の成長よりも株式などの資産の成長が早いなんて衝撃です。資産を持っている人は豊かになり続け、給与だけの人との格差はどんどん広がるばかり。
でも皆さんの周りを見渡しても資産を持っている方って、お金持ちだったり、お金持ちに近付いているような感覚はあるのではないでしょうか?
では、これからどうすべきか?豊かになる為の黄金法則を次のパートでお伝えします!
お金に愛される黄金法則について
r>gを自身の人生に良い方向に活用するにはどうしたら良いか?
それは、投資=資産形成を始めることが必須となります!
そこでまず知っていただきたいのが、100年読み継がれるお金の名著「バビロン大富豪の教え」です!
「バビロン大富豪の教え」は、ジョージ・S・クレイソンによって書かれた世界的ベストセラー「The Richest Man in Babylon(バビロンいちの大金持ち)」を基にした作品です。
この本は、古代バビロニアの金融の知恵を通じて、現代人が資産を増やし、経済的自由を得るための方法を教えています。特に、お金儲けのテクニックではなく、人類不変の知恵に焦点を当てています。この本は、約100年にわたって世界中で読み継がれており、金融の基礎知識を学ぶための名著とされています。
その中で語られている投資の大原則を今回はご紹介!
それが、「黄金に愛される七つ道具」です。
1.収入の十分の一を貯金せよ
2.欲望に優先順位をつけよ
3.貯えた金に働かせよ
4.危険や天敵から金を堅守せよ
5.より良きところに住め
6.今日から未来の生活に備えよ
7.自分こそを最大の資本にせよ
ここでは、3の「貯えた金に働かせよ」が今回のr>gを物語っています。
詳細は、是非とも「バビロン大富豪の教え」を読んでみてください!本が苦手な方には、漫画版もあるので手に取っていただけるとより理解が深まると思います!
別の記事で「バビロン大富豪の教え」について、解説しています。是非チェックしてみてください。
まとめ
今回は、r>gについてお話ししました。
資本収益率は、経済成長率を上回ってきているということ。過去200年のデータがそれを物語っているということです。これを数式で表したのが、r>gです。
このr>gを見つけたのが、トマ・ピケティさん、フランスの有名な経済学者で、著書「21世紀の資本」が大ヒットセラーとなりました。21世紀の資本からr>gを活かすには何をしなければいけないか。今回、簡単に触れさせていただきました。
それが、「バビロン大富豪の教え」にある黄金に愛される7つ道具です。
今回はこの紹介のみとなってしまいましたが、ぜひ別の記事に詳しく記載させていただいていますので、ご確認ください。
r>gを意識して経済的自由を皆さんとともに目指していきましょう!
それじゃあね。Bye!!